記録メディア

4年に一度のオリンピック、自分の好きな選手やチームの活躍するシーンを、高品質なDVDメディアに録画して、大切に保存したいと思う人も多いのではないでしょうか。大事な場面を、録画保存しておく為にとっておきのDVD録画用メディアを紹介させていただきます。その名を「MB」と言い、DVDCD-Rパーフェクトデータという本でも紹介されています。 □ 記録品質について 「ＭＢ」メディアを業務用検査機にて検査し、具体的な数値をグラフにて表示しました。グラフ画像とその結果についてのコメントをあわせてご参考ください。

「 PI Sum 8 」
ディスクの内周から外周まで、エラー結果は低く、ほとんど"0"に近いフラットな状態です。 このような低エラーなメディアは、読み取り能力の低いドライブであっても再生中にブロックノイズがでたり音が飛ぶことがありません。特にビットレートが低い画像や、面ブレが大きくなる外周部で効果が高く高品位再生が可能です。また、DVR-2000等の古いドライブでは記録の準備が非常に高速に終わりますし、ピックアップが弱って他社のメディアが記録できなくなっても最後まで記録可能になります。このメディアは工場のクリーンルームで丁寧に梱包され発送されています。 工場からの品質を落とさずお届けするよう管理した部屋で保存し、ショップや流通経路の煩雑な管理によるメディア品質の劣化がないよう気をつけています。

「 AYSM 」
「 ピットジッター・ランドジッター 」

ジッターがこのように低い場合、再生互換性がとても高く、古いドライブでも問題なく再生が可能になります。特に「for Authoring」以外は再生できないと言われるプレーヤーでも音飛び等がなく再生できる傾向があります。 ジッターとエラーの両方が「ＭＢ」のように低いと、初期のプレイステーション２で再生した際に途中で固まったり、読み取りができない・リード時にシークをしずぎるといった問題が解消できます。

実際にゲーム開発のDVDマスタリングをしているプロがデバッグ用に使用するなど、業務用としての信頼を得ています。

梱包状態
このメディアは工場のクリーンルームで丁寧に梱包され発送されています。工場からの品質を落とさずお届けするよう管理した部屋で保存し、ショップや流通経路の煩雑な管理によるメディア品質の劣化がないよう気をつけています。

業務用メディアの最大の特徴は、面ブレや偏芯のあるメディアにならないように100枚のバルクケースに50枚だけ入れられ、更にクッションを入れることで輸送時に振動が発生してもメディアに振動が伝わらないよう状態になっています。

この構造は静電気が発生しにくく、ケースを開封してもホコリが付着しません。 海外メディアの梱包にありがちなゴミやホコリは全くありませんから、エアーダスター等でゴミをとらなくても記録面にホールができることはありません。

なおスピンドルケースは水分を防げるようにビニール袋で厳重に梱包されています。最近はコストを安くするためにCD-R用のパルクケースに梱包することがあります。 そのためリブをなくし、フラットにさせています。ですが、フラットにすると成形時間の最適値が異なり、今まで通りの設計では品質は悪くなってしまいます。

製造から梱包、流通まで管理することで業務用として信頼できるメディアになっています。