屋久島在中のジャズピアニスト健末路(たけび みろ)が奏でる癒しの世界。以前はソロ以外でも村上ポンタ秀一氏とのトリオ作品など多数の作品をリリース。今回はフルソロオリジナル曲で収められた
この良質な作品を幅広い層に是非とも聴いていただきたい。
健 未路 プロフィール
1975年ANスクールオブコンテンポラリーミュージック・ヴォーカル科卒業。同時期「習わない・学ばない・真似しない」の三原則で21歳の時ジャズピアノを始め、やがて、譜面に頼らない感性の音楽を開拓。オリジナル曲でプロ活動を始める。その後、北海道知床を第一の聖地とし、札幌に転居。ジャズライヴハウス「Gas Point!」(1977−1984)を経営。NHK−FMでJAZZ番組のDJも受け持つ。1984年音楽修行の為ニューヨークへ移転。日本人初ジャズクラブ「Gas Point!」も開く。NYではべーシストとしても活躍。滞在の5年間で現在の音楽スタイルがほぼ完成する。その傍ら、リチャードディヴィス・ドンフリードマン・レイブライアント・ロニーマシューズ・スティーブキューン・アビーリンカーン等を日本に紹介し、自らのプロデュースで供に全国を回る。特にドンフリードマン(P)やスティーブキューン(P)は初来日の役を担った。1989年ニューヨークで製作したジャズミュージカル(Moon Light Beauty)を野沢那智出演のもと東京で上演。作詞・作曲・原作・主演、並びに同名CDを製作発表する。アドリブにも基づいたナチュラルな音楽を愛し、全国コンサートを繰り広げ82年のデビュー作(Feeling GrooVy)以来、村上ポンタ秀一との共演による(Fellow Traveler)・(月下美人)・(Core)等数々の名曲によるLP・CDを残している。評論家、竹村健一氏に「日本一の自由人」と言わさしめる程、右脳的生活実践者であり又、21世紀型エコロジストでもある。現在は、第二の聖地屋久島の世界遺産に最も近い森に自らの手で家を建て、自然の中で創作・思考活動をし、時に都会に通う生活をしている。自然と調和した生き方を第一に、常識に縛られることない日本人離れした生き様から生まれるメロディーと歌。それに接した誰もが不思議なエネルギーに包まれ癒されると云う。20続けている全国施設めぐりのボランティアコンサートでは、鳴らないピアノを蘇らせる(念力男)とまで言われている。又数年前から直接病める人への治療技術も加わった。彼の最大の特徴は生きとし生けるもの全てとのハーモニーする力である。
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1.SUNSET-YAKUSHIMA/ 屋久島の夕映え |
2..LOVE MAX /マックゴートンに捧ぐ |
3.ONAMUCHI/大黒天 |
4.CHILD HOOD/子供時代 |
5.STILL NITE/聖夜 |
6.BOTH CORRECT/和解 |
7.MOONLIGHT BEAUTY/月下美人 |
8.VEEJAY BLUES/ヴィージェーブルース |
9.YESTER NITE/昨夜の夢 |
10.LOVE SONGS/愛賛歌 |
11.AFTER DARK/アフターダーク |
12.GAS POINT/ガスポイント |
13.美音天/ベンザイテン |
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