3月18日
イベント情報
3月26日(金)PM6:00
GEな夕べ開催
最近GEな夕べは、部活動のようで本当に楽しい。要石、ケブタ、キャパシタの登場で更にエキサイティングな
催しが行えるはずです。月に1度くらいは会社さえ抜け出してしまえばこっちのものです。
残業も忘れてエンゼポケットに集合しましょう。
CDソフト改善計画
CDを磨いて音質の向上しよう。
CDプレーヤーは、CDプレーヤー自体が完璧であっても聴いているCDの品質により音質が変わってしまうことが良くあります。しかし、そんな中でCDに最大の音質劣化をもたらすものは恐らく傷や汚れでしょう。そんなCDの音質劣化をもたらす傷や汚れを修復(リペア)してしまうグッズをご紹介します。
その名を「スキップ ドクター」と言います。
説明
ドクターシリーズは、世界中で最も多く取り扱われている光学ディスクのキズを治すもので、科学的・エンジニアツールとして使用頂けるよう、研究改良などを重ねて出来上がった商品です。ディスクの読み取り面についた、傷や汚れなどを研磨することによって取り除いたり、再生上問題のないように傷などを軽減させたりします。ディスクの修繕後、軽く研磨の後が残りますが、再生上全てのディスク装置(CDプレーヤー・DVDプレーヤー・CDドライブなど)において影響はありません。
●ディスクの読み取り面(ディスクの裏面)の軽いキズや磨耗を修繕します。
(深いキズやダメージの程度の深刻なものについては修繕できません)
●手あかなどのひどい汚れのお手入れにも最適です。
●DVD・musicCDだけでなく、ゲームディスク、CD-R/RWディスクにも使用できます。
●12cmディスクだけでなく、8cmディスクにも対応!
●同梱されている補修盤・ドライクロス・専用フェルト・専用スプレーで約50枚分のディスクを修繕することができます。
●使用後、ディスクの表面に研磨の跡が多少残りますが、再生には支障ありません。
私の所有しているCDで、最も傷がひどいCDをDPAT01で測定しました。
このCDは15年ほど前に購入したCDで、「ボビーコールドウェル、ハートオブマイン」というCDです。年月も古いしCARでも再生していたり、落としたりした為、深い傷が入ってしまいました。私の所有CDの中でも、DPAT01で唯一「バイナリー一致」しない]CDでした。何故かと言うと、DPAT01のドライブは速度を落としながら何度もリトライを繰り返し、最低0.1倍速×100回リトライを繰り返す事により、多少の傷や汚れのあるCDではほとんど読み取ってしまう能力があるからです。しかし今回試したCDは、余にその傷が深い為に、CUエラーが出てしまいバイナリー一致しませんでした。しかし、このスキップドクターを使用することにより、CUエラー無しのバイナリー一致に成功する事が出来ました。
今回の実験
DPAT01に搭載されているドライブを使用し、C1エラー、C2エラー、CUエラー測定を行いました。
その後、CUエラー0を確認し、再度リッピングする事によりエラー無しの状態を実際に確認しました。
その前にC1エラーやC2エラーについて解説しておきます。
C1、C2、CUエラー 解説
CD のエラー訂正は2 段階で行なわれています。第1段階(C1 デコーダ)で訂正された、又は訂正できなかったフレーム数がC1 エラーとして報告されます。(ほとんどのランダムエラーは、この時点で訂正されます)このC1 デコーダで訂正ができなかった場合、第2段階であるC2 デコーダで訂正され、その訂正されたフレーム数がC2 エラーとして報告されます。このC2 デコーダでも訂正できなかった場合にはCU(Uncorrectable Error)となります。エラーが発生する主な原因として、ディスクの品質や書込みドライブの記録性能、または読み出しドライブのリード性能が低いことなどが挙げられます。通常C1エラーでは音質の劣化はあまり考えられませんが、C2エラーは音質に影響を与えると言われ、特にCUエラーは音質に多大な影響を与えると言われています。
第1回測定 (スキップドクター処理無し) 全トラック測定 | ||
緑色C1エラー | 青色C2エラー | 赤色CUエラー |
92,912個 | 258,828個 | 46,904個 |
第2回測定 (スキップドクター1回処理後)全トラック測定 | ||
緑色C1エラー | 青色C2エラー | 赤色CUエラー |
61,298個 | 189,839個 | 949個 |
第3回測定 (スキップドクター2回処理後)全トラック測定 | ||
緑色C1エラー | 青色C2エラー | 赤色CUエラー |
50173個 | 96,192個 | 0個 |
第4回測定 (スキップドクター3回処理後)全トラック測定 | ||
緑色C1エラー | 青色C2エラー | 赤色CUエラー |
43812個 | 42858個 | 0個 |
今回は計2回スキップドクター処理を行いましたが、効果は一目瞭然でした。ドクタースキップ処理をしていない場合には、46904個のCUエラーが出ているのに対し、1回ドクタースキップ処理をしてしまうと949個とおよそ98%エラーが減ってしまう。そして2回処理をしたものに関しては、CUエラーは0になった。CUエラー0と言う事はDPAT01ではバイナリー一致していると言えます。ちなみにもう一度3回処理した後のデーターも取り、2回目のCDと3回目のCDを同じくリップングし、バイナリー一致しているか確認してみましたが、当然バイナリー一致していました。傷の修復ににより、HDD、CD-Rマスターデーターと同じデーターが記録されたと言えます。「スキップドクター」これは素晴らしい商品です。しかし、C2エラーまでも完璧に無くす事が出来なかったのでCDプレーヤーで再生する場合には、音質に影響をもたらす場合があると思われますが、少なくとも音とびするような事は無くなりました。今回は一番ひどいCDでスキップドクターにとっては、過酷なテストを行ったと言えます。通常のCDの状態では、購入して50回や100回再生した程度のCDであれば、C2エラーが多少出る程度が普通です。そういうCDであれば、C1エラーしかないCDメディアに生まれ変わる事になります。又CDばかりではなく、DVD、ゲームソフトにも使えますので、一家に一台備えておけば鬼に金棒でしょう。
スキップドクターは、(有)ローカルメールオーダーにて販売していく予定です。
予価 ¥12,000(消費税、発送料込)