7月14日

イベント情報

7月15日(金)PM6:00 OJI Specailイベント行います。
場所 エンゼルポケット秋葉原
今回の目玉は、DAT録音とDPAT録音の比較を行います。その他は、コバルトケーブルの試聴です。 皆様ふるってご来場下さい。

前々回のポケットニュースでお伝えしたように、
ジェネシスサウンドの測定データが出ましたので、公開したいと思います。

まずはこの写真をご覧下さい。

上のグラフのピンクと青の波形があります。これは、ピックアップを使用して、ギターを鳴らしたときの音をアンプを通さずにマイクのみを使用して、録音したデータです。赤い方がブランク青い方が、CK-1置きHK-1をギターに貼り付けた時の音の違いです。『指で弾く場合よりも、ピックアップを使用した方がより近い音が出る可能性が高い。』と想定して、短い分部を測定だけの為に、弾いてもらったと言っていました。
下のデータボーカルを測定したようです。緑がブランク、青がCK-1を使用したときの波形の違いです。
今回はギター生禄と言う形での音の違いを測定した様子です。『はっきり言って、このデータは、科学的には、信頼性はほとんど無い。』そう言われる可能性は高いと思っていますが、でも私はこのデーター、少しは信用できるのではないか、と思っています。プロのミュージシャンは、機械もしくはそれ以上に、練習レベルならば同じ音が出せます。実は、馬越さんの公開Liveの3日前に、リハーサルを行いました。その時曲の頭の1フレーズだけ何度も演奏していただきましたが、ギターもボーカルも、ほぼ同じ音に聴こえました。(もちろん、データが一致するような事はありませんが。)その時の波形の違いよりも、今回のギターの録音データの波形の違いのほうが、大きかったので、そう思っています。
何が違うかと言えば『ダイナミックレンジの違い』と言うのが一番大きい様です。ボーカルに関しては、かなり比較の難しいデータです。全体的な信頼性で言えば私の個人的な考えで『20%』くらいではないかと思っています。しかし、私はデータよりも人間を信用しています。プロの音響鑑定人が『これは間違いない。』と言っているのならば、その可能性ははるかに高いそう思っています。よく『データがないから、信用できない。』と言う話がありますが、でも『データがあっても信用できない』と思うのです。それは、スピーカーの測定結果を見ても明らかだと思います。そのぐらい音というものは『曖昧で、微妙で、繊細』なものだと思っています。

この方が、今回の測定をして評価を下した人です。シンガポールで音響雑誌の取材を受けた時に、データ測定したそうです。 測定に使用したギターです。

北伸エンジニアリングの社長さんは、今回雑誌の取材と野外コーンサーとの為にシンガポールにいかれたようです。その時の状況をレポートしていただきました。

独立精神
シンガポールのレコーディングスタジオに集まった若手のミュージシャンたちがいる。CK−1、HK−1を理解してくれた若者である。当然のことながら、金欠?状態であるけれど、なかなかの演奏と思う。小生は何もできないが、彼らには協力しようと考えている。彼らは、ジェネシスサウンドの大型会場用で野外コンサートを実現して頂いた。彼ら曰く、別世界になったとのこと。観客数に関係なくジェネシスサウンドの音が出せたのこと。
ジェネシスサウンドに国境は無い。世界中の何処でも、音楽の好きな人がいる限り提供できる製品である。色んな人種や国境を越えて提供して行きたいと願ってやまない。
この技術を超えるものは数年先に出てくると思う。でもそのときは、ジェネシスサウンドはさらに進化していると思う。
ジェネシスサウンドには、「TK−1」という製品が既に完成している。5年先デビューを計画した製造技術である。性格が怠け者なので、デビューさせるかどうか迷いがある。「TK−1」は基本的には4個のピースで、HK−1と併用する製品である。スピーカーの上下に置いても良い。今まで体験したことの無い音が出てくる。
「倍音」という言葉がある。伸びやかで自然な音色を持つ高音。ボリゥム、存在感共に十分な低音、自然な音と遠鳴り。この二つにとって重要な要素が「倍音」と教えられた。国際的楽器製造メーカーはこのデーターで出てこない「倍音」を追求する。測定器では測定できない世界である。
ジェネシスサウンドは耳に聞こえない世界に影響を与えていると思われる。もしかすると、「倍音」の効果になっているのかもしれない????現代の測定器では測定できない世界は存在する。
ジェネシスサウンドを世界中で認められるメジャーな製品に仕上げてゆきたいと思う。若手ミュージシャンの独立精神に学びたい。



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