2月12日

ベンチマークテスト結果発表

今回のエンゼルポケットニュースは、前回の続きでベンチマークテスト結果発表を行います。
その前にお知らせです。
2月15日(土)PM3.30〜4.30相島病院で、「戸澤式レゾネーターの使い方教室」を行います。ぜひ遊びにきてください。

図1 図2

図1がノイズフィルター使用前のデータです。図2がノイズフィルター使用後のデータです。
接続方法は、簡単で電源からマザーボードに接続されているコネクターを取り外し、中間にノイズフィルターを接続するだけです。(くれぐれも接続時は、電源をOFFにしてから行ってください。)
データ的には、今回はあまり違いがなかったようです。瀬波さんに相談したところ、電源をある程度グレードの高いものにしている場合は、効果が少なくなるのではないかということでした。瀬波さんのパソコンでも同じベンチマーク測定をしていただきましたが、このデータよりも更に違いが少ない結果が出ました。
そういえば、2月前パソコンの電源が突如として壊れ、電源を交換しました。それ以前に使用していた電源は、ノーブランドの¥2,980のものを使用していましたが、取り替えた電源は¥6,980SKY DIGITAL 400Wです。
また、瀬波のパソコンはかなり対策をしてあるパソコンと聴いています。ちなみに、製作者のパソコンでベンチマークテストをした時は、倍以上の数値の違いが出たそうです。(次回掲載予定)
しかし体感的には、かなりの違いが感じられましたし、若干ながら全体的に数値は上がっています。上から4つ目の色付図形の項目が1番データの違いが出ました。その中でもRectangleが最高でした。Rectangleは1秒間にどれだけ四角い図形を書くことができるかという表示ですが、この項目の数値の全体的向上については体感できます。画像で数値の違いが出ると言うことは、音楽的要素ではかなりの違いが出るのではないかと思っています。オーディオはデータなどまったく変わっていなくても、音の違いがはっきり耳で確認できることがしばしばあります。
そうでなくては、備長炭シートをケーブルに巻いただけで、音に違いが出るなどと言うことは説明がつきません。
この実験の本当の目的は、パソコンによるマルチシアターで、本物のDVDに音像で勝ってしまおうというのが目標なので、このシリーズは約1年をかけてじっくりやっていきたいと思います。
次回はスペクトラル・アナライザーを使って、ノイズがどのくらい取れているかという実験測定と他のパソコンによるデータをもう1度公表したいと思います。



解説

ALL:すべての数値の違いの平均を表します。
Integer:CPUでの実数計算の速さ
Flost:CPUでの小数点演算の速さ
Read:メモリーでの読みの早さ
Write:メモリーでの書きの早さ 
Rectangle:四角い図形を1秒間に何回書けるか
Text:色付文字を1秒間に何回書けるか
Ellipse:円形を1秒間に何回書けるか
BitBlt:色の帯を1秒間に何回書けるか
DirectDraw:Windowsの図形プログラムを1秒間に何回書けるか
Read:ハードディスクでの読みの早さ
Write:ハードディスクでの書きの早さ
FileCopy:ハードディスクでのコピーの早さ

測定パソコンスペック
CPU:インテル セレロン 1G
メモリ:ノーブランド  256M
ハードディスク IBM 40G
電源  SKY DIGITAL 400W
ビデオカード マザーオンボード(インテル815)

ベンチマークテストの測定方法
DISK,CPU、MEMORY、VIDEO、のベンチを自動で行います。

CPU
CPUボタンは1秒間に浮動小数点演算&整数演算の500Loopを何回できたかの回数です。単位は500Loopの回数/sです。
測定ルーチンはL1キャッシュ内に収まるよう小さく作ってありますので,本当のCPU能力がわかります。

CPUボタンを押してください。
デジタルをダブルクリックすると個別に計測する事が出来ます。

MEMORY
MEMORYボタンは8MByteのMEMORYを1秒間で何回Read,&Write&ReadWrite出来たかを測定します。
MEMORYはDWORD(4Byte)でRead、Writeしています。
ReadWriteはDWORDでReadしその数値を+1した後Writeしています。
デジタルをダブルクリックすると個別に計測する事が出来ます。

VIDEO
VIDEOボタンは1秒間の矩形&Text&円&BitBlt&DirectDrawの描画回数です 。
VIDEOボタンを押して下さい 。単位は回数/s。DirectDrawはframe/sです。
デジタルをダブルクリックすると個別に計測する事が出来ます。

DISK
DISKボタンはリード、ライト、コピーの1秒間の転送バイト(KByte/s)を測ります。

ドライブ&使用容量を選んでください。使用容量はデフォルトで100MByteになっています。
コピーは64KByteのファイルを連続コピーしたときの転送速度です。
DISK測定はDISKキャッシュを切って測定していますので,通常使用時よりも高い数値が出ます。
現在CD-ROMは測定できません。