10月8日

近況ニュース
1.アッシャーS-520のバ-ジョン3が入荷しました。
 ピアノブラック及びピアノホワイト仕様です。ただ今エージング中ですが、いい音で鳴っています。これは、大バケしそうなスピーカーです。価格は39,800円です。ぜひご試聴ください。

2.マイスターミュージックのCD販売開始します。

録音のほとんどが、1ポイント録音というこだわりのレーベルです。「楽器の位置や奥行き」といった位置が分かるのは、1ポイント録音以外では聴く事が出来ないと思っています。チェック用CDとしても使用できますが、音楽性もあり、まさに生そのものの音楽が聴く事が出来ると思っています。ヒーリングクラッシクは、心が癒されます。すばらしい録音のレーベルです。

3ソリッドアコーステックの12面スピーカーの販売開始します。
エンゼルポケットにも設置しました。店舗用としても人気があるスピーカーです。音が空中を漂う感じのスピーカーでBGM的な音楽を聴くにはとても気疲れしないリラックスできるスピーカーだと思っています。価格はイコライジングセット価格¥121,800

4胡弓(二胡)の販売をします。
私も現在練習中なのですが、結構難しいです。生の音は、CDとは違い「強烈に耳に来る音です。」エンゼルポケットにお越しのお客様、ぜひチェレンジしてみて下さい。

5一部熱狂的マニアの人たちで、話題になっているEVD8300というEDV規格のマルチプレーヤですが、映像は申し分なく、エンゼルポケットに置いているDVDプレーヤとは、映像の美しさでは全く太刀打ちできません。さすがにDPAT-AVには劣りますが、値段3万円そこそこでこの映像は驚異です。そして、OJI(西出さん)の協力で、DAC改造を行いました。音は、「びっくらたまげた。」ほど良くなっています。映像の改造は、komachaさんが行いっています。あまりお金を掛けなくても、アイデアと工夫でここまで、音が良くなるという典型的な例だと思います。10月17日(日)映像オフ会がありますので、時間のある方は、遊びにきてみてください。

http://www.h3.dion.ne.jp/~komacha/

本日のポケットニュースは
近日発売を開始した、音楽CD「ナチュラリズム」についてです。

初めて、聴いた時に非常にすばらしい録音と感じ即販売を決意しました。
アコーステックギター様々な音色が聴く事ができ、音質チェック用のCDになるものと思っています。
先日 マスターリングエンジニアの佐藤さんとアーティストの荒谷さんが、エンゼルポケットに遊びに来ていただいたのですが、かなりこだっわ作った作品の逸話など聞かせていただきました。
その録音方法を下記に記していますので、熟読してみてください。
なお、文字数が多いので、何回かに分けてお伝えしたいと思います。
今回は1曲めと2曲目の録音方法をお伝えします。

私が思う試聴ポイント
非常にオンマイクなので、あまりスピーカーの側で、音楽を聴かない方が良いかと思います。録音には楽器とマイクの距離を離して空間を録音した音楽と、オンマイクで楽器の音色のみを録音した音楽がありますが、空間を録音した音楽は、どこで聴いてもホール感を得られますが、オンマイクで録音された音楽は、自分の部屋がホールとなると考えていますので少し距離をとって試聴するのがお勧めです。

荒谷みつる『ナチュラリズム』録音記
今回発売になった『ナチュラリズム』は、オーディオ装置にこだわって音楽再生を楽しんでいるリスナーの方々に、御自分の装置の能力を存分に発揮して鳴らせる様なCDをお届けしたという思いで製作しました。
レコーディングでは、電源経路から見直し、使用するケーブル、アクセサリーなどを曲にあわせて色々な種類の物を使い分けています。きっと皆さんのお使いの物と同じ品々も登場すると思います。この『ナチュラリズム』が末永く皆様の愛聴盤になることを願っております。

レコーディング共通データ
レコーダー:Digidesign Pro Tools HD2
オーディオインターフェイス:Digidesign 192
(電源ケーブルCAMELOT PM750)
Power Mac G4
(電源ケーブルCAMELOT PM650)

サンプリング周波数:192KHz(レコーディング時)
量子化ビット数:24bit(レコーディング時)

電源タップ
『オーディオムカイ御影石電源ボックス』
+『FIM model 880』+『S/ALAB HEH3.5』
+『FURUTECH FI15MER』自作
『塩ビボックス』
+『明工社ME8502』
+『CSE AC350SX』
+『明工社ME2573』自作
『塩ビボックス』
+『松下電工WN1318』+『LINN BLUE』
+『松下電工WN1318』自作
『CSE H-66CL』
+『LINN BLUE』

Studio migmig recording Engineer 佐藤貢

ストーリー1 Gilltone Dobro
この楽器はアコースティックギターの中でも特殊でボディーがスティールで出来ています。このスティールの特徴的な響きを収録するためにレコーディングではコンタクトマイクをボディーの中に突っ込んで録音しました。ちなみに、・ストーリー2、・ストーリー3は同じセッティングで収録しました。

機器名
型番
使用真空管
電源ケーブル
ラインケーブル
mic
audio-technica AT805F
 
 
 
DI
SESCOM ADB
 
 
ACROTEC 6N-A2030
mic preamp
dbx 586
RCA 6189
Harmonix XDC SM
ortofon Reference8NX
comp
dbx 566
RCA 6189
S/ALAB High End Hose3.5
PRO TOOLS直


マイクプリアンプに使用した『dbx 586』とコンプレッサーの『dbx 566』は、回路に真空管『12AU7』を使用しています。この真空管を入れ替える事により、様々な音の変化が楽しめます。
この時使用した『RCA6189』は、小さい音から大きい音への繋がリがとてもナチュラルで歪み感のないスムーズな音が印象的でした。また中高音にキラッっと光る艶やかな質感があり非常に魅力的です。

クロ猫ロック Taylar 314-ce

この楽器は、メロディーラインが非常にストレートに出てとてもクリアーな音色が特徴です。さらに使用する弦に『Elixir』を張る事により、プリップリッとした弾力感がプラスされクロ猫ロックの軽快感をより高めてくれました。

機器名
型番
使用真空管
電源ケーブル
ラインケーブル
mic1 on
RODE NTK×2
Philips 6922
KIMBER PK-14
Harmonix HS101
mic2 on
AKG C-451E
 
 
ACROTEC 6N-A2030
mic3 off
B&K 4006×2
 
 
B&K AO-0182
mic preamp (NTK)
dbx 586
RCA 6189
CAMELOT PM650
ortofon Reference7NX
Comp (NTK)
dbx 566
RCA 6189
S/ALAB High End Hose3.5
ortofon Reference8NX
mic preamp
(C-451E)
dbx Mini-Pre
SOVTEC 12AX7WA
ortofon Reference8NX
mic preamp (4006)
mackie 1402-VLZ PRO
LINN BLUE
ACROTEC 6N-A2030


メインマイクに『RODE NTK』というプリアンプに真空管を使用したコンデンサーマイクを2本と、『AKG C-451E』を補助的に1本使用しています。楽器の全体的な響きを収録する為に1.5m位離れた所に『B&K 4006』という無指向性マイクを2本使用して音色を聴きながらミックスしました。