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11月5日

テラヘルツ製品類はまさにノーベル賞もの?

 この手の製品ははっきりいってとっつきにくいものだと考えています。世の中になかった製品とは最初は胡散臭く思えると思います。私もこの製品に出会うまで、テラヘルツなどと言う言葉さえも知りませんでした。しかし、調べれば調べるほど「面白い製品」と思えました。開発者は、この製品が完成するまでに20年数年の歳月を費やしています。そして、開発者は「平和主義者であり、大手メーカーとは容易には手を組まない」という信念を持っているので、弊社のようなところでも販売できる事となりました。この技術は「21世紀のテクノロジーを確実に変える」と信じています。今後シリーズでお伝えしていきたいと思います。今日は『電磁波と熱』がテーマです。

余談↓
テラヘルツ帯の電磁波は、大学、大企業の研究室等で盛んに研究されています。
テラヘルツとインターネットで検索すればたくさんのHPが検索できると思います。ぜひ検索してみて下さい。

テラヘルツテクノロジーフォーラム
http://www.terahertzjapan.com/

映像1
(動画)QuickTime形式 6.4MB

ガスバーナーで人工鉱石盤を
あぶっているところです。
ブロックが割れている映像です。
 映像1をご覧下さい。1500℃のガスバーナーで人工鉱石盤のかけらをあぶっています。その後A&Vヴィレッジ11月号でも掲載されているように、赤くなるまで熱してから、すぐ水に入れても5秒以内ですぐ手で触ることができます。あまりにも高温なため、下敷きとして敷いているブロックの欠片が3回ほど、私に飛んできました。「あぶねー」といっている声が聞こえたと思いますが、「本当に熱かったのでやけどするかと思いました。」(かなり怖がっていまいて、無様な声を出し申し訳ございません。)
注)最初から全て撮影しているわけではありませんので、映像に最初に写っているブロックはすでに欠損しています。
映像2
(動画)QuickTime形式 6.4MB

 映像2をご覧下さい。いかに熱拡散が高いか、ご覧いただけたかと思います。(ちょっと熱かったです。爆)

『電磁波とは』
わかっているようでわかっていないものそれが電磁波だと思います。電磁波といえば、すぐパソコンから出る「有害電磁波」とかいう言葉をイメージすると思いますが、実は太陽、蛍光灯などから発せられる光(可視光線)も電磁波です。大海力のときもそうですが、人間は光が無いと生きていく事ができません。だから電磁波は一概に有害とも限りません。むしろ人間の健康にとって良い方向に導いてくれる電磁波もあるのです。それが遠赤外線、育成光線などと言われている電磁波です。今回ご紹介したテラヘルツも電磁波であり、今まで人類が作ることができなかった領域の電磁波といわれています。

『音と電磁波は違う』
ちなみに私たちがよく耳にする音(音波)は電磁波ではありません。音波の媒質は空気などの物質です。だから音は宇宙のような真空では伝わりません。海や湖などで風が発生すると起こる波は水を媒質としています。
 それでは可視光線の媒質も液体や空気なのでしょうか?実は違います。液体や空気のない真空中では音波は伝わりませんが、しかし可視光(光)は伝わります。可視光線の媒質は液体や空気などの物質ではありません。実は電磁波の媒質は、移動しないで振動する「電場と磁場」が垂直に組み合わさった空間です。そしてその振動が電場と磁場の両方に直角な方向に光の速さで伝わる波(かつ粒子)なので「電磁波」と呼びます。

 上の図にを見て何か思い出しませんか。そうα-geniusの説明の時に使用した電磁波の図です。電磁波は横波といわれ。このような方向で伝わっていきます。
 電磁波には、その波長が地球の直径より長いものから原子核よりはるかに短いものまでさまざまな波長のものが連続して存在しています。これらは波長域ごとに性質が異なり、それぞれ電波、赤外線、光(可視光線)、紫外線、エックス線、ガンマ線などと名前がつけられています。

氷の解ける実験の意味
 前回のエンゼルポケットニュースでお伝えした『氷の溶ける実験』はさまざまな反響を呼びました。なぜあのような実験を最初に行ったのかというと、熱拡散率が非常に高いということを証明する為です。あの板は金属ではなく人工鉱石を1000tプレスして製作したものです。人工鉱石は熱伝導率は決して高くありません。資料では、銀428(W/m・k)銅403(W/m・k)ですが、人工鉱石の板は137(W/m・k)となっています。世界で最高に熱伝導率が高いものは、ダイアモンドです。そしてダイアモンドは熱拡散率も高い物質です。ダイアモンドの熱拡散率は0.870×10?3(m2/s)ですが、人工鉱石粉体は0.715×10?3(m2/s)です。ちなみに,銀 0.010×10?3(m2/s)銅0.174×10?3(m2/s)アルミニュウム0.097×10?3(m2/s)ですからダイアモンドには負けますが、通常の金属に比べても圧倒的に熱拡散率がたかい事がお分かりだと思います。

熱の意味は振動
 固体は原子が共有結合という力で互いに強く結びついています。例えば水は0度以下の場合に、氷となり、お互いの分子が非常に強く結びつきます。しかしその氷を溶かしていくと、分子間同士の結合が緩やかになり水になります。水は分子間の結合が温度が 0-100度というように比較的目に見えるように変化するのでわかりやすいですが、金属は融点が高いために、固体のまま熱が伝わります。固体の場合熱が伝わるということは、分子が振動するということです。したがって、振動が大きいときは熱量が多い(温度が高い)と考えてください。このように熱はエネルギーのひとつです。難しくいうと温度の高いところから温度の低いところにエネルギーが移動する(流れる)ときのエネルギーの移動形態(移動のしかた)の一つで、力学的な(力による)仕事や物質(もの)の移動などにはよらないものです。上で述べた例のように振動が伝わることはエネルギーが伝わることに相当します。

熱伝導のメカニズムと波動エネルギー
 実はこの熱拡散率が高いために、エネルギーが強く放出されているといわれています。ある意味で1番のキーポイントとなります。

人工鉱石の熱の伝わり方(量子力学的なので少し難解です。)
●金属に比べ人工鉱石は自由電子による熱伝導が行われなく、各子運動によるものであるため熱伝導率は悪い。
●高温部では低温部に比べると各点にある原子の振動はより激しく、この熱運動のために低温部に弾性波として伝わっていく。
●弾性波を波としてではなく量子化して粒子として考えると量子論的な考え方ができ、振動数vの光をhvのエネルギーを持ち、光速度cで走る粒子と考えるのと同様に、ある速度で固体内を伝わる弾性波を、一定のエネルギーを持ち高速で走る粒子すなわちフォノンによる伝導が人工鉱石の熱伝導のメカニズムである。

結論として
○『人工鉱石』は各子振動により大きな波動エネルギーを発生し、熱伝導が行われている。
○熱伝導が高ければ、波動エネルギーも高くなっているものと思われる。
となっています。要約すれば、前回お伝えした人工鉱石の板は金属ではありませんので、熱伝導率は低いものとなっています。しかし、波動エネルギーが強いために熱拡散率が非常に高いものです。そして、熱変換が強いためにテラヘルツの電磁波が強く放射されるといわれています。強いエネルギーの放射は熱拡散にあるということです。

結果として以下のような能力を発揮するといわれています。

人工鉱石の特長
1.人体構成している水の分子の固有振動数と近いといわれており、テラヘルツの周波数の電磁波を受けると水の分子が共振しクラスターが小さくなる。そにため(血流、細胞の活性化)がよくなるため健康を維持できるといわれている。
2.自動車の燃料ライン、空気ラインにも同様の現象が起き、燃費改善や排気ガスの低減が行われる



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